それが命の不思議

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Yu Sasageのムラング 桜。
本当に桜の風味が口いっぱいに広がる。
素敵。春です。


今日は狂言ござる乃座55thへ。
やっぱり裕基くんのシルエットが
お父さまそっくり。
首から肩のラインというか、
狂言独特の上半身の角度が
本当に萬斎さんと同じ。
DNAって凄いですね。
でも、頭の小ささはお父さま以上!
あと、 太一郎さんの狂言を
今日初めて観たのですが、
1990年生まれとは思えないほどの
声の貫禄というか、ふくよかさ。
これもまたDNAか。
血の繋がりの凄さを感じた一日でした。


狂言でしか観られない、
萬斎さんの愛嬌がやっぱり好きです。
今日の弓矢太郎も本当に愛らしい。
お顔を観ているだけでにこにこしてしまう。
ということは……
四世千作と同じ?


この二人はもちろん、
福々しいお顔の石田さんといい、
裕基くんといい、
生まれながらに「陽」の要素を
持っていると思うのです。
これって、狂言師にとって、
非常に重要な点ではないかと。
「陽」でないといけないわけではないけども、
この要素が強いかどうかで、
かなり変わってくるような。
喜劇ですから。


例えば、四世千作と弟の千之丞の違い。
千之丞さんも「陽」の印象がありますが、
お兄さんの天真爛漫ぶりに比べたら、
やはり理知的な印象が強い。
この二人の「附子」は
とんでもなく素晴らしく、
“附子は初心者向け”と言う気がなくなるほどの、
芸術でした。
今日、若者たちの「附子」を観て、
この三人もそのようになってくれるかな?
などと思った次第。


でも、千作じいちゃんも、
亡くなった勘三郎さんも、
若い頃は暗いというか、
生真面目な感じのお顔なのよね。
それが歳を重ねるほどに、
「陽」としか思えない存在に。
萬斎さんもそうかな。
狂言の世界に
“四十、五十は洟垂れ小僧”
という言葉があるとのことですが、
世の女性にも、それ適用していただきたい(笑)。
歳を重ねてこそ、魅力的なのですよ、と。

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