知らないほうがいい


昨日仕事納めで、
とりあえず解放感にひたっております。
一年おつかれさま、自分。


昨日、職場の先輩二人と話していて、
「異動して、自分の知識不足を思い知った。
もっと勉強しないと」
と言ったら、二人とも
「知らないほうがいい」
と返してきた。
そう、実は、
「知ってるから」ということが
時に落とし穴になる場合があるのです。
この、校閲という仕事は。


自分の得意分野の原稿が回ってきた時、
「はいはい、楽勝」
なんて気持ちでとりかかると、
気がついて当然の間違いを
あっさりスルーすることがあるのです。
完全なる油断、です。
だからこの仕事に関しては、
自信満々より自信がないほうが、
具合がいいんです。
自信がないからこそ、慎重に作業し、
それによってきっちり役目を果たせるという。


もちろん、
知識がないよりあったほうがいい。
読解力に差が出る=作業時間も短縮できるから。
でも、そこにあぐらはかいちゃいけない。
いつまでも
「本当にこれでいいんだっけ?」
と疑心暗鬼になっていないといけない職業だったりするのです。
でも、慎重になりすぎて、
余計なことまで突っつき、
筆者や編集者に負担にかけてもいけない。
難儀なんです。


とりあえず、
この正月休みは読書に時間を割いて、
知識を多少は増やすことにします。
来年も謙虚にがんばります。


……とかいって、
「結局、食っちゃ寝で終わったー」
となるかも。
ま、それでもいっか。
知らないほうがいい、んだから☆

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